こんにちは、ホウボウです。
この記事では、ベトナムの有名なサンドイッチ「バインミー(bánh mì)」の魅力についてご紹介します!
ベトナムでは歩道のワゴンでも購入することができ、格安で美味しいバインミー。実は日本にも専門店があり、お手軽にその味を楽しむことができます。
フォーや生春巻きのイメージが強いかもしれませんが、ベトナム料理の一角を成す「バインミー」を少しでも知っていただければ幸いです。
ベトナムへ旅行に行かれる方はもちろん、すでに旅行したことのある方やまだ行くつもりのない方にもおすすめです。是非最後までご覧くださいね。
「バインミー(bánh mì)」とは…?
「バインミー(bánh mì)」とは、ベトナム特有のサンドイッチのことです。
フランスパンの間に、レバーパテやパクチー、ハム、野菜などが挟んであります。お店によっては、卵やソーセージ、鶏肉などを挟んでくれるところもあり、トッピングによって種類が分かれていることも多くあります。
フランスパンが使われている理由は、昔ベトナムがフランスに統治されていた時代があり、その時の食文化の影響が大きかったからでしょう。
ちなみにバインミーは本当に数多くの種類がありますが、以下で少しご紹介いたしましょう。
「bánh mì ○○」のように、バインミーの後に付けて言えば、注文できます。
- thịt(ティット):お肉です。どんなお肉かはこれだけだと分かりませんね…
- chả lụa(チャールア):ベトナムのハムです。ハム好きにはおすすめですね。
- trứng(チュン):卵のことです。「ốp-la(オップラー)」と表記されている場合もあり、その場合は目玉焼きが挟まれています。
- Phô mai(フォーマイ):チーズです。
- Gà xúc xích(ガースーシー):鶏肉のソーセージです。
「バインミー(bánh mì)」はどこで買えるの?
ほとんどの「バインミー(bánh mì)」は屋台で買えます
バインミーは、上の写真のように屋台で売られていることがほとんどです。
ベトナムの都市部を旅行すれば、誰でも一度は見かけることでしょう。
歩道までワゴンを持ってきて朝から夕方までそこで販売をしています。
最初に見たときは、こんなところで冷蔵庫にも入れずに野菜や卵、肉を放置して、それらをフランスパンに挟んで提供しているなんて信じられない。衛生面はどうなっているんだ!と、かなり気乗りしませんでした笑。
はじめてベトナムへ旅行に行くと、同じように感じる人もいると思いますが、ここは勇気をもって買ってみましょう。
「バインミーってこんなに美味しいのか!!」と私は驚嘆しました。
お店にもよりますが、だいたいのバインミーは外さないはずです。
しかも人間の慣れとは恐ろしいもので、何度も買っていると、そのうち衛生面もあまり気にならなくなります。
コンビニやコーヒーチェーン店、バインミー専門店でも買える
ガイドブックなどでも、バインミーは屋台で買うのがおすすめとありますが、実はコンビニやコーヒーチェーン店でもバインミーを買うことはできます。
コンビニだったら、「サークルK」か「ファミリーマート」
深夜の時間帯は、歩道のワゴンも出ていません。
そんな時にバインミーを食べたくなったら、ベトナムのコンビニへ行ってみましょう。
東南アジア全体に日本のコンビニは数多く出店しているようですが、ベトナム国内にも本当にたくさんあります。現地の人々にはもちろんのこと、コンビニのある生活に慣れきってしまっている、我々日本人をはじめとした観光客にとっても大変ありがたい存在です。
ベトナムに多いのは「サークルK」と「ファミリーマート」です。
ホテルなどから近いコンビニを選べばどちらでも構わないと思いますが、上の2つのコンビニでは日本のコンビニと同じように、肉まんや唐揚げを売っている感覚でバインミーを売っています。フランスパンをその場で焼いたりしてくれることもあるので、これでも結構おいしいと思いますよ。
ベトナムコーヒーとともにバインミーを楽しむ
バインミーを楽しめるお店は他にもたくさん。
ベトナムは有名なものがたくさんあり、ベトナムコーヒーもそのひとつ。
実は、ベトナムはあのブラジルに次いで、コーヒー豆生産量が世界第2位の国です。(※2017年現在。資料:GLOBAL NOTE 出典:FAO(Food and Agriculture Organization))
ベトナムではコーヒーを楽しむ文化が根付いており、日本のドトールのようにコーヒーチェーン店もたくさんあります。
ここでは、おそらくベトナムで一番有名かつカジュアルなコーヒーチェーン店「ハイランズコーヒー(Highlands Coffee)」をご紹介しましょう。
ドトールにも細長いパンのサンドイッチが売っていますが、このハイランズコーヒーでも「バインミー(bánh mì)」は売られています。
チェーン店のバインミーなので、味も質もしっかりしています。
そのうえ、もちろんですがベトナムコーヒーも一緒に楽しむことができます。
気軽に入れて、コーヒーとともにバインミー(サンドイッチ)を楽しめるなんてなんて贅沢でしょうか。こんなバインミーの楽しみ方もアリですね。
バインミー専門のお店もあります
そして最後に、バインミー専門のお店でももちろん食べることができます。
そこで是非ご紹介したいお店がこちら。
「バイン・ミー・フーン(Banh mi Phuong)」というお店。
ベトナム中部の町ホイアンにある人気バインミー専門店です。
とにかく具材の種類と量が段違いで、美味しそうな野菜やお肉が所狭しと並んでいます。バインミーの味を知っていれば、これだけでももうお腹が空きます。
「ベトナムで一番美味しいバインミー」とも言われており、それだけ言われるのも納得の美味しさがあるので、是非一度食べてみることをオススメします!
このお店のバインミーなら、お腹が空いていてもバインミー1個で十分満足できると思いますよ。
「バインミー(bánh mì)」の値段は?
さらに、バインミーはとても値段が安く手ごろに食べることができます。
屋台で買うならば、安いところでは15000ドン(75円)から購入でき、高くても30000ドン(150円)あれば十分です。
コンビニでも同じくらいですね。屋台よりは同じか高いくらいという感じ。
バインミー専門店は高そうなイメージがありますが、意外にも20000ドン(100円)~30000ドン(150円)で買えます。
たった100円前後で、美味しいサンドイッチが食べられる。ベトナムっていい国だなと思える驚きの価格ですよね。
他の料理だとここまで安いものはなかなかないので、バインミーの偉大さがよく分かることと思います。
日本にも「バインミー(bánh mì)」のお店はあります
最後に、ベトナムに行けない人でもバインミーを楽しむことはできますよというお話を。
東京都・高田馬場駅近くにバインミー専門店があります。
こじんまりとしていて小さいお店ではありますが、ベトナム現地で食べるバインミーに味などがかなり近いのでおすすめです。
ベトナムに行くまでじゃないけどバインミーがどんなものか食べてみたい!という方は是非一度召し上がってみてください。それからでもベトナムへ行くのは遅くありませんから…笑。
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