こんにちは、ホウボウです。
冬の寒さをしのぐための暖房器具ですが、ホームセンターやネットでもたくさん販売されていて種類も多いですよね。
エアコンの暖房機能やこたつ、石油ストーブなど、暖を取るための手段は様々な選択肢がありますが、今回の記事では、「すぐにあたたまる」「持ち運びしやすい(軽い)」「コンセントのみで使える(灯油は要らない)」といった、総合点の高い暖房器具・アイリスオーヤマの電気ストーブをご紹介します。
実際に私も使っており、今年の冬は非常に快適に過ごせました。使ってみた感想や使用時の気になったことにも触れながらご紹介していきたいと思いますので、是非最後までご覧下さい。
それでは、さっそく見ていきましょう!
アイリスオーヤマの「電気ストーブ」
電気ストーブの商品詳細
- 強弱:2段階(強/800W、弱/400W)
- ヒーター:石英管400W×2本
- 電源:AC100V(50/60Hz共用)
- コードの長さ:1.4m
- サイズ:300㎜×140㎜×380㎜(幅×奥行×高さ)
- 重量:1.7㎏
(アイリスオーヤマHPより)
まずは、電気ストーブのスペックを見ていきましょう。
暖房の強さはシンプルに2段階。「強」と「弱」の2種類です。分かり易くていいですよね。
地味に嬉しいのが、「強」が両側にある「切」と「弱」が両側にある「切」に分かれているつまみの配置です。
普段「弱」しか使わない方は、上の写真でいうと右側の「切」につまみを合わせておけば、上に回転させても下に回転させても「弱」モードになります。いちいち確認しなくても、どっちかに回せば「弱」運転できるのは結構助かる機能です。買ってみてはじめて実感した良さですね。
強弱による違いは上の写真で一目瞭然かと思います。
ヒーターは石英管(400W)が上下2本ついている仕組みなので、「弱」のときは上1本だけ赤くなり(400W)、「強」のときは上下2本とも赤くなる(800W)仕様です。
気になる暖かさとしては、「弱」でも十分にあったかいです。
私は机の下に置いて足元を暖める形で使用していましたが、「弱」でも近づきすぎると熱いくらいだったので、「強」を使う場面はほとんどありませんでした。
部屋全体を隅々まで暖かくするような暖房器具ではありませんが、近づけて暖を取る用途としては申し分ないと思います。
サイズについては、B5ノート(182㎜×257㎜)を横に2冊並べた大きさとほぼ同じくらいです。
要するにB4サイズということですね。大きすぎず、小さすぎず、使っている感じではちょうどよいサイズ感です。
電源コードの長さは1.4mなので、コンセントから遠い場所では使えません。部屋の真ん中に設置して使う場合は延長コードが必要になると思われます。やはり、テーブルの下などコンセントを取りやすい位置で使用するのがベストでしょう。
また、重さは1.7㎏と女性でも片手で持ち上げられるくらい軽いです。石油ストーブだと、中身が空の状態でも両手で持ち上げるのがやっとという暖房器具が多い中、簡単に持ち運びができて、使いたい場所ですぐに使える手軽さはこの商品の良いところですね。
裏側には持ち運ぶためのくぼみがあるので、指を引っかけて簡単に持ち上げることができます。
電気ストーブのメリット3選
すでに電気ストーブの魅力は伝わっているかと思いますが、ここからは実際に使ってみて感じたメリットを3つほど取り上げてご紹介していきます。
①広くない部屋であれば、全体を暖めることもできる
私は元々、冬場の寒い室内で足元だけ暖められる商品はないかと探していて、この電気ストーブを購入しました。
しかし実際に使ってみると、足元を暖められるのはもちろんなのですが、部屋全体も結構暖まることに気がつきました。エアコンや石油ストーブを使わずとも、十分に暖まります。
電気ストーブのヒーターが周辺の空気を暖めることで、じわじわと部屋全体の温度が上がっていき、30分~1時間もつけていれば足元だけでなく体全体でもポカポカしてきます。
リビングルームなど、広い部屋ではそこまでの効果は出ないと思いますが、子ども部屋や寝室などちょっとした部屋であれば全体を暖めることも可能です。
どこでも持ち運ぶことができ、電源を付けるとすぐに暖かくなるので、風呂場やトイレなど、比較的狭い場所で暖かいと助かるようなときに使うと、この電気ストーブの威力を発揮できるかもしれません。そういった用途で暖房器具が欲しい方にはお勧めです。
②電源を入れたら一瞬で暖かくなる
タイトルにもありますが、この電気ストーブは「速暖性」に非常に優れた商品です。
つまみを回して電源を入れた瞬間から、石英管が赤くなりはじめるので、すぐに暖を取り始めることができます。
デスクワークを始めるときにスイッチを入れれば、足元がすぐにポカポカとなった状態で作業を始めることができます。靴下やスリッパもいりません。裸足の解放感を得ながら暖かい状態を得られるのは最高ですね。
エアコンや石油ストーブなどは、スイッチを入れてから暖まるまでにどうしても時間がかかってしまうので、素早くあったまる暖房器具がひとつあるのは心強いです。
③家中どこでも持ち運んで使うことができる
ストーブとしてはとても軽いということも大きなメリットです。
机の下で足元の暖を取るために使用した後、シャワーを浴びるためにお風呂場へ移動したときも一緒に持っていけば、お風呂から出た後も脱衣所で暖を取りながら、着替えをしたり髪を乾かしたりすることができます。その後さらに料理をするためにキッチンへ移動した場合も、一緒に持っていけばずっと暖を取ることができます。
エアコンや石油ストーブではカバーしきれない、家中どこでも必要な時にだけ暖を取ることができるのは意外と大きなメリットです。もはやエアコンも石油ストーブも必要ないと感じるくらいです。
外へ持ち出すことまではできませんが、ある程度ポータビリティ性のある暖房器具としても、有効な選択肢になりえるのではないでしょうか。
電気ストーブのデメリット2選
一方で、デメリットも同じように2つほど取り上げてみたいと思います。
①細かい温度の調整ができない
一番大きなデメリットだと感じるのは、細かい温度の調整ができない点です。
冒頭で「強」と「弱」の分かりやすい2段階強弱と言っておいてあれですが、やはり長く使っていると、「「弱」だとちょっとだけ暑いけど切ってしまうと寒くなる」というような時に、細かい温度調節ができれば最高だなと思ってしまいます。単純にないものねだりですね。
温度を細かく調整できるのは、やはりエアコンや石油ストーブに軍配が上がります。
②久々に使うと焦げ臭いにおいがする
これはあまり大きなデメリットではないかもしれませんが、少し時間が空いて使用するとかなり焦げ臭いにおいがします。
決して不良品というわけではなく、取扱説明書にも記載がありますが、時間が経つとほこりが溜まるために久々に使用したときに焦げてにおいが発生するというものです。1分程度でにおいは消えるため問題があるわけではありませんが、初めて焦げ臭いにおいがしたときは少し驚きました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
寒い時期は暖房器具があるだけで快適度が全然変わってきます。
家の間取りや使用用途にもよりますが、速暖性があり軽量で場所を問わず使用できる暖房器具としてはかなりおすすめできる商品です。近年、様々な電化商品を出しているアイリスオーヤマ製という安心感と値段の手ごろさもありますよね。間違いなく今冬買ってよかった商品でした。
この記事がもし参考になりましたら幸いです。それではまた!
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