どうもホウボウです。
ベトナム旅行記1日目です。
カルチャーショックを受けつつ、ホーチミン市内の観光をします。
羽田空港からいざ出発!
LCCの普及もあって海外旅行というと成田空港をイメージしがちですが、今回はJALの直行便を使ったこともあり、羽田空港からの出発です。
成田空港はその行きづらさが非常にネックで、LCCなど安い飛行機に乗る場合はしょうがないですが、多少高くても時間やアクセスを考えるとJALかANAを選んで羽田から出発するのが楽な気がします。今回はその楽な方を選びました。
今回乗った飛行機はJAL79便。
深夜1時25分羽田空港発→早朝5時15分(現地時間)ホーチミン市到着です。
フライト時間は5時間50分(約6時間)ですが、日本とベトナムでは時差が2時間あるので、行きは時刻が2時間早まります。ベトナムに着いたら時計を2時間巻き戻しておきましょう。(逆に日本へ帰ってきたら2時間時刻を進めます)
気になるお値段ですが、JALの直行便往復で大人ひとり62190円でした(エコノミークラス/燃油サーチャージなど含む)。
探せばもっと安い飛行機はたくさんあると思います。ただ、羽田空港発で直行便、なおかつ日本の航空会社だと考えれば決して高くはない料金でしょう。
個人的にJALの国際線が好きな理由の一つは、このフライトマップです。いま自分がどこを飛んでいるのか日本語で分かりますし、窓際に座っていれば景色と合わせて見ながら「あそこにある島は○○っていうんだな…」と暇つぶしにもなります。
また、日本語字幕で最新の映画が観れるのも最高ですよね。ひとり一台モニターがあるので(LCCだとない場合も多い)、いつでも好きなタイミングで映画を観れます。
深夜のフライトではありましたが、2本映画を観てほとんど眠らずにベトナムに着きました笑。
ついにベトナム入国
いよいよ飛行機はベトナムのタンソンニャット国際空港へ到着です。
ホーチミン行きに乗ったはずなのに、全然知らない名前の空港で降ろされた!そうではありません。ホーチミン市の国際空港は、「タンソンニャット国際空港」と呼ばれているので安心して大丈夫です。東京行の飛行機が羽田空港に到着するのと同じですね。
早朝6時ということもあって、空港はがらんとしていました。
空港内は両替カウンターが1か所やっていただけで、他の店はほとんどシャッターで閉まっており、開店前特有の静けさが広がっています。
とりあえず他の搭乗客も並んでいた両替カウンターへ。
ここで、ベトナムの通貨・ドン(VND)と日本の通貨・円(JPY)のレートを知っておきましょう。買い物をする際に即座に円に直せると、買うかどうかの判断がしやすくなります。
- 200ベトナムドン(VND)=1日本円(JPY)
- ベトナムドンを200で割ると日本円でいくらになるかが分かる。
厳密にいえばレートはもっと細かくなりますが、実用上は200ドンが1円と考えて全く問題ありません。
例えば、ベトナムでは500~1000mlのミネラルウォーターがよく10000ドンで売られていますが、日本円に直すと10000÷200で50円くらいってことになります。安いですね。
上はベトナムのFamilyMartで見つけたおにぎり。ベトナムに限らず東南アジアはコンビニがとても多く、都市部にいる限りは飲み物や食べ物に困りません。
日本のコンビニとよく似ていて、ツナマヨ味が売られていました。ラベルに小さくMAYOって書いてあるのでなんとなくわかりますね。ちなみに「Cá Ngừ」はベトナム語でマグロのこと。英語だとみなさんおなじみのツナです。
こちらはラベルに14000ドンとあるので、200で割ってあげれば70円だと分かります。
基本的に日本よりも3割~5割程度物価が安いと考えておけば間違いありません。
いよいよホーチミン市内へ
とりあえず1万円もあればしばらく生きていけるだろうということで、先ほどの両替カウンターで200万ドンに換えてもらいました(数字だけ見るとお金持ちの気分♪)。
ベトナムの最初の難関は空港から市内までどうやって行くかです。
ベトナムでは客引きタクシーが多く、ぼったくられこともあるので要注意とよく言われますが、それはその通り。
出口から出たとたん、車やバイクを停めて客待ちをしていたベトナム人から「どこに行くの?」「タクシーが便利だよ、乗らないか」などと声をかけられました。
友人と一緒ならまだしも、この時はひとりだったので怪しげなタクシーを使うという選択肢はさらさらなく、「友人を待っているんで」とさらっと嘘をついて断りました。
すると、「じゃあ友達が来たら一緒に乗せてあげるよ」とむしろ話がややこしくなっていきました。かなり強引にいつまでもついてきそうだったので、「友達はまだしばらく来ないから、今はタクシーとか使うつもりは全然ないよ」と乗る意思はないことをしっかり伝えて、やっとのことで解放されました。
向こうのベトナム人も悪気があってやっているというより、儲かるからやっているだけなので、声をかけられても冷静に「乗りません」という意思を示せば大丈夫です。
ただ、空港に限らず、声をかけられる頻度はかなり多いので、面倒ではありますが、うまくかわし続けていきましょう。
結局バスを使ってホーチミン市内へ向かうことに。空港からはタクシーだけでなく路線バスも通っているので、バスを利用するのが一番確実かつ経済的かなと思います。SIMフリーの携帯を持っていて現地SIMカードを購入できる人は、配車サービスで有名な「Grab(グラブ)」を使うのもありです。タクシーとは違い事前に運賃も決めてから乗るため、安くトラブルも少ないです。
(※この後の移動はほぼすべてグラブを使っています)
バスの場合、ホーチミン市内へ向かうことが分かっていても、目的地がどこまで行くのか分からないこともあるため、9月23日公園の近くやサイゴン川沿いなど、自分が分かる場所付近まで来たら降りる方がベストです。ホーチミン市内まで出られれば、最悪後は徒歩でまわれるので、自分の居場所を見失うことだけは絶対避けましょう。
ベトナム人の朝は早い
9月23日公園では、朝から多くのベトナム人が運動をしています。
流行っているのか否かは正確に分かりませんが、バドミントンをしている人がとても多かったですね。
東京で言えば日比谷公園のような、都市のど真ん中にある公園ですが、ベンチで本を読んだり散歩している観光客がいたり運動をしている人もいたり、どこかのどかででも活気あふれる公園です。ホーチミン市を訪れた際は一度足を運んでみるといいでしょう。
初めてのベトナムご飯!もちろんフォーです
無事にホーチミン市内へ着いたということで、お腹も空いたし朝ご飯といきましょう。
食べるのはもちろん、フォーです!
ベトナムといえばまずはフォーですよね。大きく2種類あります。
- フォー・ガー(Phở gà):鶏肉入りフォー
- フォー・ボー(Phở bò):牛肉入りフォー
ベトナム料理を楽しむ際に、このガー(gà)とボー(bò)だけでも知っておくと全然違います。メニューでガー(gà)という単語を見つければほぼ間違いなく鶏肉料理ですし、ボー(bò)とついていれば牛肉が入っているはずです。
フォー以外にも「ブン(Bún)」という麺料理がベトナムにはありますが、牛肉が入っているものはブン・ボーと呼ばれています。
食事は旅行の大事な一要素なので、少しでも楽しめるといいですね。
ちなみに、フォーはもやしなどの野菜が別の皿でついてくることが多く、衛生面的に不安になるお店もあるので、基本は野菜をフォーに混ぜて多少加熱してから食べると良いです(もちろん食べなくても構いません)。
過熱してある料理は全く問題ありませんが、生の食べ物が出てきた場合は少し注意しましょう。
ベトナムの交通事情と街並み
朝ご飯も食べ、ベトナムの街にようやく慣れてきましたが、驚くことはまだまだたくさんあります。
まずは、とにかくバイクが多いということ。
ベトナムではバイクのことを「ホンダ」と呼ぶらしいですが笑、ほんとに街中ホンダだらけです。ベトナム人にとってはバイクが生活するうえでの必須アイテムで、日本人にとっての車のようなものでしょうか。経済発展しているとはいえ、まだまだ発展途上国であり、車はまだ手を出せない高価なものだそうです。
最近は車を持つベトナム人も若干増えてきているようで、昔と比べれば車も走ってはいるようですが、旅行してみると分かるとおり道路はほぼバイクです笑。
赤信号でも車は止まりますがバイクは止まらないことも多いため、ベトナムの交差点はカオスです。日本であれば一発アウトのような運転が常に繰り広げられています。
ベトナムで道路を渡るときは、たとえ青だったとしても慎重に渡りましょう。
そして、渡りはじめたら決して途中で止まらないことが何よりも大切です。
ベトナムでは、歩行者が道路を渡っていたらバイクの方が華麗に避けてくれます。
バイクが次々にやってきていたとしても、一定の速度で道路を渡り切ってしまいましょう。最初はかなり怖いですが、慣れてくるとスムーズに渡れるようになります。ベトナムならではの交通事情を是非楽しんでみてください。
また、ベトナムでは街の衛生面が良くありません。
ホーチミンという都会であっても、歩道は壊れて下水管がむき出しだったり、生臭いゴミがいたるところに落ちていたり、食事をするお店で普通にネズミが走り回っていたりと衛生環境は最悪です。
若干大げさかもしれませんが、抵抗のある人はかなり気になると思いますので、もしそれも覚悟のうえでベトナムに行くのであれば、夏であってもサンダルではなく靴で行くことをおすすめします。サンダルでも特に問題はないですが、靴だと足を保護できるので多少安心感があります。
そして、ベトナムの都市部ではコンビニが充実しています。
特に多いのは、サークルKとFamilyMartですね。上の写真にもありますが、ミニストップもあります。
都市部で滞在するのであれば、必ずホテルの近くにコンビニが一つはあると思うので、ちょっとした飲み物や食べ物の調達は簡単です。日本でもおなじみのお菓子や商品もありますし、なんなら「ファミチキ」のようなものも売っていますので、恋しくなっても安心ですね。
これがヨーロッパになると、夜はどこも店が開いていないことも多々起こるので、いつでも必要なものが手に入るベトナムは、非常に旅行がしやすいとも言えます。
自分の場合も、のどが乾いたらとりあえずFamilyMartかサークルKに助けてもらっていました。ホテルの夜のおつまみやお酒なんかも手に入るので、本当に便利でしたね。もうコンビニがないとやっていけません。
おわりに
まだベトナム着いてから観光すらしていませんが、長くなるので今回はここまで。
次の記事で、ホーチミンの主要観光スポットや、サイゴン川のナイトクルーズを取り上げているのでよかったら是非読んでみてください。
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