【旅行記】ベトナムに10日間行ってみた~4日目・後編~

スポンサーリンク
ベトナム

こんにちは、ホウボウです。

今回の記事は、ベトナム10日間旅行の第4日目・後編になります!

第4日目はベトナム中部の古都フエを観光しています。後編では、グエン朝王宮を後にして、ティエンム寺やトゥドゥック帝陵など、フエ中心部からぎりぎり自転車でも周れる範囲を散策していきます

ベトナム最後の王朝・グエン朝の王宮を訪れた前編はこちらからどうぞ↓

フーン川ほとりの高台にある「ティエンム寺」へ!

グエン朝王宮の見学を終え、自転車でフーン川のほとりを走ること30分。

高い仏塔がそびえ立つ「ティエンム寺」にたどり着きました。

ティエンム寺の入り口。
かなり年季の入った古そうな佇まい。奥には高い仏塔がそびえ立つ。

ティエンム寺は、1601年の創建です。

今から400年以上も前に建てられたとあって、写真にあるような入り口の2本の柱がとても古めかしく、遺跡のような雰囲気があります。

奥に見えるのはトゥニャン(慈悲)塔と呼ばれる仏塔で、高さは21.24mもあり、形は八角形で七層あります。

各層ひとつひとつに入り口のようなものがあり、ガラス窓が反射しているようです。

お寺のシンボルともいえる高くそびえ立つ仏塔ですね。入り口に近いので大変目立ちます。

下から見上げた様子。
近くまで寄ると高さがより際立って感じられます。
仏塔の裏側。
お寺の歴史が書かれた石碑も立っている。

仏塔のまわりに植えられた木々も相まって、お寺としてはおしゃれで良い雰囲気です。晴れていたので少し暑いですが、風もあって気持ちがいいですね。

ティエンム寺は高台にあり、広大なフーン川を眼下に見下ろせる。

お寺の入り口はフーン川のほとりにあります。

川沿いのサイクリングは気持ちがいいのでおすすめです!

フエの新市街からも自転車で行ける距離なので、ホテルなどで借りられたら是非周辺を散策してみましょう。バイクや人もそこまで多くなく、のんびりとした雰囲気を楽しめると思います。

ティエンム寺の中へ!

ティエンム寺境内への入り口にある門。
「霊姥寺」

漢字を見ると落ち着くあたりやっぱり東アジアの人間なのでしょうね・・・。

お寺の境内への入り口には門があり、中をくぐると「霊姥寺」と書かれた看板が目に入ります。

昔、老婆の姿をした霊が「支配者がやってきてここに塔を建てるだろう」と地元の人に話をした伝説があるそうです。そこからこのお寺の名前「霊姥寺」がついたのかもしれませんね。

境内は観光客でたくさん。
観光バスで大勢やってくることもあるようです。

境内はよく整備されていてとても歩きやすかったです。敷地は意外と広いので、奥までゆっくり歩いて往復すると15分くらいはかかると思います。

この時は観光客も多く、メインの通りは上の写真のように人だらけで思い思いの記念撮影をしているようでした。

木々が多く川も近いので、晴れると日差しはありますが、風が吹くと気持ちいい場所です。

日本でいうと沖縄にありそうな感じ(?)
南国へきている実感はものすごく湧く場所です。
色合いが綺麗なのでインスタ映えしそうですね。
お寺の一番奥まで来ました。
ちょっとした蓮の池がある原っぱです。
夏なのに雑草もあまりなく、手入れされていて綺麗な印象がしました。
最奥に設置されている塔とかなえ(手前の器)。

サーモンピンクの壁を持つ古そうな建物が並び、木々や原っぱがよく整備されているので、歩いているだけで気持ちのいい不思議なお寺です。

日本の京都によく似た、今は静かでほとんど何も残っていないけれど、昔は都があった雰囲気だけは伝わってくる感じがします。

ふらっと30分ほど見て回るのにちょうどいいお寺「ティエンム寺」でした。

大きな蓮の池がある「トゥドゥック帝陵」へ!

お次は「トゥドゥック帝陵」という場所までやってきました。

フエ市街や王宮からも結構離れているので、私のように自転車で行くのではなく、グラブの配車サービスやタクシーなどを利用することをオススメします笑。

行けないこともないですが、自転車で漕いでいくような場所ではありません。

山道で結構登りますし・・・。距離もあって大変かと思います。

トゥドゥック帝陵とは?
  • 1864年2月~1867年3月までの約3年間をかけて造られた、グエン王朝第4代皇帝トゥドゥック帝の帝陵。「帝陵」とは皇帝のお墓のこと
  • しかし、トゥドゥック帝自身はここに埋葬されておらず、どこに埋葬されているのかはいまだに分かっていない。
  • トゥドゥック帝は、キリスト教の排斥運動を起こしたことでフランスと対立し、後のフランスによる植民地化を許してしまうきっかけを作った。
  • 大きな蓮池があり、池の岸には木造の建造物「スンキエム殿」がある。

(参考:ダイヤモンド社『地球の歩き方ベトナム2018~2019年版』)

入り口の案内図。基本的に観光地はベトナム語と英語が併記されている。
蓮池を見下ろす位置にある「謙宮門」

美しい青空と雲を背景に、鮮やかな橙色の建物が映えますよね。

屋根の飾りも細かくて結構豪華です。さすが皇帝のお墓なだけはあります。

お寺や帝陵などでは、服装の制限がかなりあったりします。
大きな蓮池の岸辺に佇む「スンキエム殿」
静かな時間がゆったりと流れます。
木造の「スンキエム殿」の中は土足厳禁。
靴を脱いで上がり、蓮池の岸辺に座って静かに時を過ごしましょう。

夏だったこともあるのか、ハスのほとんどが枯れているようでしたが笑、トゥドゥック帝陵の敷地内には大きな蓮池があります。

そのほとりには「スンキエム殿」が建っており、中に入ってベンチなどに腰かけて蓮池や敷地内を見渡すことができます。

自転車を漕いできた疲れもあり、30分くらいここで休んでしまいましたね笑。

夏でも水辺なので涼しく、音もほとんどなく(ベトナム特有のバイクの音など)周りが騒がしくないので、静かなひと時を過ごすことができます。そのために訪れるのも結構アリなんじゃないかと個人的には思います。

↓詳しい情報サイトもあるようです。

https://www.vietnamhuekanko.com/見どころ/帝陵-世界遺産/トゥドゥック帝陵/

夜のフエを少し散策!

夜になるとライトアップされている。

夜のフエは、ライトアップされているところもあって綺麗です。

川のほとりということもあるのでしょう。街の明かりと川沿いの暗さのコントラストが良い味を出しています。

手振れが凄いですが笑、明かりは綺麗です。

この日の最後は、フエ名物の「ブン・ボー・フエ」を食べました。

確かに美味しいけれど、どれもヘルシーすぎる・・・

米麺(ブン)に牛肉(ボー)を載せたボリューミーな食べ物です。

それにしてもヘルシーですね。お肉が多いので満足感はありますが、そろそろ油ものとかこってりした食べ物が恋しくなってきます笑。ダイエットにはベトナム旅って効果的かもしれません。

おわりに

フエ近郊、昔のグエン朝を感じさせる、ちょっぴり哀愁漂うベトナム10日間旅行第4日目・後編はいかがだったでしょうか?

基本的には遺跡を歩いているようなもので、面白くないと思う方も多くいるかもしれませんが笑、昔は栄えていたことが分かる立派な帝陵やお寺、王宮などは、フエが誇る名物ですので、是非訪れてみてほしいと思います。

さて、ついに次回の記事では、アジア最大級の鍾乳洞がある世界遺産「フォンニャケバン国立公園を訪れます!ベトナム旅行も折り返し地点、第5日目ですね。

世界遺産「フォンニャケバン国立公園」にフォーカスした記事は別個あるので、美しい鍾乳洞の写真や世界遺産としての魅力を知りたい方などは、こちらをご覧ください。

第5日目のフォンニャケバンツアー全体の様子は、こちらの記事をご覧ください。

(準備中)

コメント

タイトルとURLをコピーしました