こんにちは!ホウボウです。
この記事では、実際に筆者がベトナムへ旅行をしていた時に使っていたベトナム語を紹介します。
海外旅行で現地人と話す一番のシチュエーションは「買い物」をするときですよね。せっかくベトナムへ行くなら、少しだけでもベトナム語で会話してみたいもの…
そこで今回は、ベトナムで「買い物」をするときに使える簡単なフレーズと数字を覚えましょう。これだけで、ベトナム語で商品の値段を聞くことができます。
ちなみに、ベトナム語を全く知らなくても大丈夫です。
さっそく、見ていきましょう!
ベトナムの通貨について
会話の前に、まずはベトナムで買い物をするときに使う「通貨」のお話から。
ベトナムのお金は、「ベトナムドン(VND)」と呼ばれます。
日本は「日本円(JPY)」ですよね。
換算額(レート)は、だいたい
200ドン=1円
となります(2019年11月現在)。
実際にベトナムの空港で10000円を換金すると、たいていの場合は200万ドンになるはずです。
200万ドンというと大金持ちになったような気がして気分がいいですね笑。
ベトナムのお札については以下のとおり。
- 100ドン紙幣(まず見かけません)
- 200ドン紙幣(まず見かけません)
- 500ドン紙幣(ごくたまに見かけるかも)
- 1000ドン紙幣(旅行中1回くらいは手に入る)
- 2000ドン紙幣(旅行中1回くらいは手に入る)
- 5000ドン紙幣(旅行中1回くらいは手に入る)
- 10000ドン紙幣(よく使います)
- 20000ドン紙幣(よく使います)
- 50000ドン紙幣(よく使います)
- 100000ドン紙幣(よく使うが崩しにくい)
- 200000ドン紙幣(手には入るが崩しにくい)
- 500000ドン紙幣(あまり使えない)
ベトナムの紙幣は上記の通り12種類あります。
しかし、100ドン~500ドン紙幣の3種類はほぼ流通していないので、実質9種類しかないと考えて構いません。ちなみに硬貨もありますが、こちらも流通していないので見かけることはまずないでしょう。
この中で、一番よく使うのは10000ドン~50000ドン紙幣の3種類です。
日本円にすると、50円~250円なので、なぜこの3種類の紙幣が一番よく使われるのかが分かるでしょう。
空港では、換金をするときにこの3種類を多めにもらっておくと安心です。
100000ドンより上の金額の紙幣だと、お店でおつりが出ないこともよくありますので注意しましょう。
ベトナムでの値段の言い方
さて、買い物で使うベトナムの「通貨」が分かりました。なぜ通貨の話をしたかというと、ベトナム特有の値段の表現に関係があるからなんですね。早速見ていきます。
先ほど、ベトナムでよく使われる紙幣は、10000ドン~50000ドンだと述べました。10000ドンあれば、ミネラルウォーターのペットボトルを1本買うことができます。
それでは、ベトナムでペットボトルを買うと、「10000ドンになります」と言われるのでしょうか?実は違います。
実際は、「1です」と言われます。
ん?1?1ってなんだ?ということになるのですが、ベトナムでは通貨の桁数が大きいので、わざわざ「10000」とか「50000」と額面通りに数字を言うことはなく、「10000ドン=1」として表現します。
あとで数字については詳しく説明しますが、ベトナム語で「1」は「một(モッ)」と言います。
なので、値段を聞いたときに相手のベトナム人が「một(モッ)」といった場合は、「10000ドン」支払えばよいということになりますね。
ベトナム語で値段を聞く
ベトナムの値段事情が分かったところで、それではベトナム語で値段を訊いてみましょう。
Bao nhiêu?(バオ ニュウ?)=いくらですか?
これだけです。2単語なので簡単ですね。私はこの発音がなんとなく好きで、ベトナム語で値段を訊きまくっていました笑。個人的に「ハマると一生覚えるフレーズ」ナンバーワンだと思ってます。
※正確には、「bao nhiêu tiền?」と「tiền(「お金」という意味)」を付けるのが正しいフレーズですが、実際の会話では上だけでも十分伝わります。
ベトナム語の数字
最後に、ベトナム語の数字を1~10まで覚えておきましょう。
値段を訊いても、言われた数字がいくつなのか分からなければ意味がありませんからね。
値段を訊いて「1」と言われたら「10000ドン(=50円)」、「10」と言われたら「100000ドン(=500円)」なので、1~10さえ覚えていればたいていの買い物では困ることがないはずです。
- 「1」:một(モッ)
- 「2」:hai(ハイ)
- 「3」:ba(バー)
- 「4」:bốn(ボン)
- 「5」:năm(ナム)
- 「6」:sáu(サウ)
- 「7」:bảy(バイ)
- 「8」:tám(タム)
- 「9」:chín(チン)
- 「10」:mười(ムオイ)
なかなか最初は覚えるのが難しいと思いますが、1から順番に「モッハイバーボンナムサウバイタムチンムオイ」と呪文のように唱え続けていけば、案外簡単に覚えられると思います。英語でも他の言語でも、数字の覚え方は一緒ですね。
ガイドブックにも載っていると思いますので、ベトナムに着くまでの飛行機などで覚えてもいいかもしれませんね。
おわりに
今回は、ベトナム語で買い物をするために必要な知識とフレーズを学んでいきました。
現地の言葉でやり取りをするのは、やっぱり海外旅行の醍醐味ですよね!
是非、参考にしてみてください。ではでは。
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