【新型コロナウイルス】今沖縄に旅行へ行くとどんな感じ?空港や飛行機の状況から観光地の様子まで徹底リポート!

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沖縄

こんにちは、ホウボウです。

もうほとんど毎日「新型コロナウイルス」のニュースばかりが流れる世の中になってしまいました。

卒業式や入学式も取りやめとなったり、絶好の旅行シーズンに自粛ムードが広がったりと、良いことのない日々が続いていますが、実際のところ旅行をしている人はどれくらい減ったのでしょうか?

今回私は、3月12日(木)~15日(日)の日程で沖縄を訪れました

写真も織り交ぜながら、本来であれば観光客が多く訪れるハイシーズンともいえる沖縄の様子を、時系列で詳しくリポートしていきたいと思います!

沖縄に行きたかったけど行けなかった方は旅行代わりに、今からでも行こうとしている人はちょっとでも参考になれば幸いです♪

それでは、さっそく見ていきましょう。

1日目:2020年3月12日(木)

保安検査場に誰もいない!?静まり返った羽田空港

まずは沖縄・那覇空港へ向かうために、「羽田空港」へとやってきました。

羽田空港第1ターミナル出発ロビー(2F・南ウイング)の様子です。

平日の午後15時ごろではありますが、予想以上に静かな印象を受けました。

写真のとおり誰もいないわけではありませんが、人はまばらな感じで、空港のスタッフや航空会社のグランドスタッフも落ち着いているような状況です。

新型コロナウイルスの影響で、日本航空や全日空などの国内線では減便が実施されており、羽田空港の画面上でも「欠航」の文字をいくつか見ることができました。

https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2020/dom/200304/

私が乗ったのは16:00ちょうど発の沖縄(那覇)行きJAL921便ですが、1本後の17:05発JAL923便はこの日欠航となっていました。目的の時間に出発する便がない可能性もあるので、そこは注意が必要です。

そしてこの日の羽田空港で一番驚いたのは、こちらの保安検査場です。

出発ロビーから手荷物検査をするために通る場所ですが、この写真を撮った時は保安検査を受けている人が誰もいませんでした。

たまたまそういう時間帯だっただけなのかもしれませんが、羽田ほどの大きな空港で保安検査場に誰もいないのは非常に驚きました。もちろん初めての光景です。

保安検査場の検査官?のような人たちが総勢15人ほどいましたが、皆さん手持ち無沙汰という感じで穏やかなひと時が流れていました笑。たまにはいいかもしれませんね。

少し恥ずかしかったですが、出発時刻も近づいてきていたので、私ひとり保安検査場に行き誰もいないレーンで検査官総出で手荷物検査をしていただきました笑。これも貴重な経験です。

肝心の搭乗客はというと、沖縄(那覇)行きはなかなか混んでいました

上の写真のように、搭乗ゲートではたくさんの人が並んでいます。

飛行機がガラガラだというニュースや記事、動画もたくさん出回っているようですが、便によっては満席にほぼ近いという状態です。今回乗った沖縄便もそうでした。

航空会社も減便を実施しているのでその影響もあると思います。ガラガラで飛行機を飛ばしても航空会社は赤字ですからね。そのあたりは予約状況も見ながら調整が効いてきているのでしょう。

那覇空港周辺は人や車も通常通り?

そして那覇空港に到着。

飛行機自体も満席近い状態で飛んでいたからか、車通りや人通りもそこそこあるようで、誰もいなくてシーンとしている感じではありません。人の営みは感じられます。

明日からは、観光地を中心にいろいろと回ってみることにします。

2日目:2020年3月13日(金)

まあまあ観光客が訪れていた「首里城」

まず最初に訪れたのは、沖縄の観光地としては最も有名であろう「首里城しゅりじょう」です。

首里城跡は世界遺産にも登録されており、日本の貴重な観光スポットですよね。

首里城へと入ることのできる入り口は何か所かありますが、そのうち一番立派で有名なのはこの「守礼門」でしょう。

最盛期には遠く及ばないでしょうが、写真のように観光客は割といる感じです。

まあ「首里城」ですら観光客がほとんどいなければ、沖縄の観光地にはほぼ誰もいないんじゃないかってことになってしまいかねないですからね。そこはひとまず安心です。

数人の観光客が奥に進んでいっては、また新しい観光客数人がやってきて記念撮影をしているという感じで、混んでいるという印象は全くありません。

人がいなさすぎて怖いということもなく、ゆっくり観光するには一番ちょうどいい感じです。

外国人はほとんどおらず、大学生や家族連れが多かったですね。

解体作業が進む首里城正殿

首里城といえば、2019年10月31日に火災が発生して正殿などが焼失するという悲しい事件がありました。

首里城で火災 正殿、北殿、南殿など6棟が焼失:朝日新聞デジタル
 沖縄県警によると、31日午前2時50分ごろ、那覇市の首里城で「正殿で火災が起きている。黒煙が上がっている」と消防から110番通報があった。那覇署によると、首里城の正殿、北殿、南殿が全焼。正殿前にある…

現在では、焼失した正殿の解体作業が行われており、近くまで行くことはできないようになっていますが、正殿周り以外のエリアは立ち入り制限が解除され、首里城のほとんどのエリアを訪れることができるようになっています。

やはりメインの正殿などが見れないとちょっと物足りない感じは否めないですけどね。しょうがありません。

私以外の観光客を一切見かけなかった「玉陵」

続いて訪れたのは、首里城から徒歩でも来れる「玉陵たまうどぅん」です。

こちらも首里城跡と併せて世界遺産に指定されています。

新型コロナウイルスの影響で、展示室には入れませんでしたが、外にあるお墓を見ることはできました。

ただ、この「玉陵」を訪れている観光客は私以外おらず、15分~20分ほどいましたが結局私以外の観光客を見ることはついにありませんでした。私以外にこの場所にいたのは、清掃や整備をしていた方だけです。

そもそもこの「玉陵」を訪れる人が少ないのかもしれませんが、観光客が誰もいない観光地というのはむしろ不気味な感じがしましたね・・・。

3日目:2020年3月14日(土)

レンタカーの待合室に誰もいない

この日はレンタカーをして車でいろいろと移動しようと思ったのですが、広い待合室にはこの通り誰もいません。

正確には、ちらほらお客さんはやってきてはいましたが、レンタカーをする人はほとんどいない状況で、それだけ観光客が減少しているのは紛れのない事実だということだと思います。

道路には自家用車がたくさん走っている印象だったのですが、それは地元の方が生活するうえで走っている車がほとんどで、レンタカーの車はあまり走っていないということなのでしょう。

春休み真っ盛りの3月の土曜日だっただけに、これはかなり衝撃的でした。

人気のない沖縄ワールド(玉泉洞)

まずは、沖縄の有名な鍾乳洞「玉泉洞ぎょくせんどう」のある沖縄ワールドへとやってきました。

通常は動物園や遊園地などでよく見かけるこの通路のようなところに、たくさんの人が並んで鍾乳洞に入るまでのひと時を楽しむのでしょうが、この日は誰もいません。

ノンストップで玉泉洞に入ることができました

ディズニーランドなどでは楽しいかもしれませんが、ここまで来るとちょっとさびれているようでさみしい感じがしますね。

やはり観光客はそこそこいる「ひめゆりの塔」

続いて「ひめゆりの塔」にやってきました。

ひめゆりの塔は、展示室の撮影が禁止されているため、中の様子を直接写真などでお伝えすることはできませんが、ぽつぽつと観光客が訪れていて人はそれなりに来ている印象でした。

平和を願う施設ですから、そもそもガヤガヤとうるさいことはないのでしょうが、それでも平常時より観光客が少ないのか、とても静かで落ち着いた雰囲気が流れています。むしろこういった施設ではよい雰囲気かもしれませんね。

「ひめゆりの塔」は言うまでもなく、第二次世界大戦で沖縄に米軍が上陸した際、看護要員として動員された女学生「ひめゆり学徒隊」の慰霊碑です。

当時の沖縄戦がいかに過酷で、ひめゆり学徒隊の置かれた状況が悲惨だったか、手記など生の声も交えた言葉で伝えている資料館は是非一度は訪れるべき場所だと思います。

ビーチも人はまばら

最後にせっかくなので、ビーチがある場所も訪れてみましたが、やはり人はあまりいないようです。

雲も出ていて風も強く、天候があまりよくなかったこともあるかもしれませんが、ビーチであれば人がいないに越したことはないですね笑。

4日目:2020年3月15日(日)

那覇空港国際線は壊滅的、人ひとりいません

那覇空港は横に長い空港で、国際線エリアと国内線エリアでざっくり半分になっています。

その国際線エリアの一番奥まで行ってみると、上の写真のように一部施設は閉鎖されており、人はほぼ誰もいませんでした。

これこそ閑散としていて、シーンとしている不気味な空港という感じがします。

国際線のチェックインカウンターは、上の写真のように、受付など空港のスタッフを含め本当に誰もいません

例年であれば賑わっているはずの場所がこれだけ誰もいないと、外国人観光客は本当に激減しているのだなと実感します。

国内線は賑わっている模様

一方でこちらは国内線エリアのJALカウンターになります。

こちらは並んでいる人もいるように、とても賑やかな印象です。

大学生や家族連れを中心に大きな荷物を持った人たちがたくさん行き交っています

もちろん混雑している様子とは程遠いですが、それなりに賑わっていて旅行の雰囲気を感じさせてくれる光景でした。

国際線エリアとは段違いですね。

やはり那覇空港に限らず、新型コロナウイルスによる国境閉鎖が相次いでいる現在では、国際線はほぼ機能しておらず、国内を移動する搭乗客しか空港を訪れていない状況なのではないでしょうか。

最後に那覇空港の「ウェルカムホール」と呼ばれる場所です。

お土産屋さんが数多く並び、右側の大きな窓からは駐留している飛行機やそれを整備している様子を見ることができます。

やはり人はそれなりに多く、賑わっている様子が多少感じられるのではないでしょうか?

まとめ

3月中旬、本来であれば沖縄旅行へ行く人たちで賑わっているはずの現地の様子をお伝えしました。

結論から言えば、新型コロナウイルスによる影響はかなり深刻なようです。

今回の3泊4日に及ぶ沖縄旅行で感じたことをまとめてみます。

今沖縄を旅行すると・・・?
  • 飛行機(国内線)は、航空会社の減便もあって割と満席に近い状態になっている。
  • 沖縄全体として、外国人観光客は激減している。
  • 大学生の少人数グループなどをはじめ、国内旅行として楽しんでいる日本人はそこそこいる。
  • 「首里城」「ひめゆりの塔」など、超有名な観光地では観光客をよく見かけるが、それでもまばらという感じでゆっくり落ち着いて観光できる。
  • それ以外の観光地では人はまばら、場合によっては他に誰もいないことも。
  • 「美ら海水族館」など、そもそも閉鎖していた施設もたくさんありました。ご注意ください

いかがだったでしょうか。

先月(2月中旬)に大阪や京都などを訪れましたが、その時よりもやはり観光客は減っているようです。

ただ、現地で生活をしている地元の人や、国内旅行として楽しんでいる人は依然としているようなので、過度にみんなが自粛しているような気はあまりしませんでした。

感染症対策はしっかりとしつつ、無理しない程度に旅行などを楽しむと良いのではないかと思います。沖縄は本当に海がきれいですから、ビーチなど屋外のような場所であればほとんど心配する必要もないでしょう。

是非、参考にしていただければと思います!

それでは最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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