【6巻完結漫画】サクッと読めて面白い!過去や未来に輪廻転生を繰り返す!「スピリットサークル」

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漫画

こんにちは、ホウボウです!

突然ですが、あなたには自分に前世があって、今身の回りにいる友達や家族は、実は前世でも関わりがあった人たち・・・という話を聞いたら信じるでしょうか?

今回紹介する「スピリットサークル」という漫画は、まさしくそんな世界観のお話です。

信じるかどうかはともかくとして笑、「輪廻転生りんねてんしょう」つまり魂が輪を周るようにこの世とあの世を行ったり来たりして、今生きている自分の魂は、過去の誰かの魂であり、いつか自分が死んだあとは未来の誰かの魂となって生まれ変わるというのが、この漫画のメインテーマです。

主人公・桶屋風太おけや ふうたが、過去や未来のいろんな「人生」を体験していくストーリーは、テンポも良くて読みやすく、面白くて全6巻があっという間に終わってしまいます。

ワンピースのような長編を読むお金と気力はないけど、数巻で終わってかつ面白い漫画が読みたい!という人には大変おすすめです。

見どころをまとめてみましたので、気になっている方は是非最後まで読んで、漫画を買ってみてはいかがでしょうか?それではさっそく見ていきましょう!

どんなストーリーなの?

主人公の桶屋風太は、14歳の中学二年生です。そんな風太のクラスに、突然石神鉱子いしがみ こうこという女の子が転校してきます。そしてその後ろには、「イースト」という名前の他の人には見えない背後霊のようなものが・・・

恋愛モノでよくある主人公のもとへ女の子が転校してくるありきたりな物語ですが笑、ここからが「スピリットサークル」ならではの展開です。

風太が「イースト」という背後霊にうっかり返事をしてしまったことがきっかけで、鉱子はそれまでの穏やかな表情を急変させて風太に迫り、風太こそが鉱子が復讐すべき嫌いな相手だと判明します。

主人公の風太は何がなんだかわけのわからない展開となりますが、鉱子が突然どこからともなく取り出してきたフラフープのような輪っかを風太にぶつけます。

その衝撃で階段から落ちた風太は、「フォン」という名前の別人として目を覚まします。そのフォンが生きる時代は風太の時代よりもずっと前で、それは風太の”前世”といえる物語に突入していきます・・・

スピリットサークルの面白いところ

以上がスピリットサークルの導入部分です。1巻の本当に最初の部分だけですね。

この後から、風太や鉱子、さらにはその友達、そして謎の背後霊「イースト」を巡る壮大ないくつもの過去生(前世)を体験していく物語が始まります。

あんまり語ってしまうとネタバレになってしまうので控えますが、「スピリットサークル」の面白いところは以下の通りです!

  • 全部で7つの過去生かこせい(前世)を主人公の風太が体験する
  • それぞれの過去生で、現代の風太の友達や家族がいろんな形で登場する
  • それぞれの風太と鉱子の関係性と、6巻のラストの描写が感動的

7つの過去生(前世)を体験

この「スピリットサークル」の一番面白いところは、主人公の風太が全部で7つの過去生(前世)を体験するということです。

6巻で完結していますので、1巻当たり1つの人生を体験する形ですね。

この過去生(前世)こそが、風太と鉱子の繋がりや鉱子がなぜ風太を嫌うのかという、物語の核心に迫る内容になっているので、徐々に明らかになっていくのがとってもワクワクします。

ひとつひとつの過去生も中身が濃くて、登場する人物も人間味のある人生を感じさせてくれる内容になっていて本当におもしろいです。

それぞれの過去生で風太や鉱子がどのような人物として関わりを持っているか、7パターンの様々な形があるので飽きずに次々と読み進めていくことができます。

風太の友達や家族が過去生に登場する

また、風太や鉱子だけではなく、学校の友達や家族なども過去生に登場します。

今自分の周りにいる人間は、前世でも関わったことのある人たち・・・

そういう設定なのですね。何となく占いとかでも聞いたことのある話です。

この友達や家族もそれぞれがいいキャラをしていて、風太の過去生を味のあるものにしています。

それぞれの過去生にお互いに影響し合っているのも面白いですね。

詳しくは漫画を見てみて下さい。よくできてるな!ってなるはずですよ笑

風太と鉱子の関わり、そして感動的な6巻のラスト

こればかりは、流石にネタバレなので何も言えません笑

ただ、7つの過去生を体験していくことで、現代の風太や鉱子の関係性が徐々に変わっていきます

鉱子が最後で風太にどのようなラストをもたらすのか?7つの過去生を乗り越えて、風太は鉱子にどのように応じるのか?

何を言っているのか、漫画を実際に読んでみないと分からないと思いますが、6巻のラストは本当に感動的です。

ちょっとだけ言うと、ラストの「7+1」コマですべてが救われるような・・・そんなラストになっています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

6巻というちょうどよい短さで、ラストに向けていくつもの人生が交差する、SFもありちょっとスピリチュアルな大変面白いおすすめの漫画です。

是非気になった方は「スピリットサークル」を読んでみて下さいね!

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