どうも、ホウボウです!
簿記などの資格試験や、日常でもお金の計算をするときなど、普段から「電卓」を活用している人は少なくないのではないでしょうか?
パッと計算するのに大変便利な「電卓」ですが、途中で入力を間違ってしまったって経験はありませんか?
あ~また最初からやり直しか・・・
何度も間違えると嫌になってしまいますよね。
でも、「電卓」には、最初からやり直さなくても計算の途中から続ける簡単な方法が実はあるのです。
そこで今回の記事では、「電卓」を扱う上で最も重要(だと個人的に思っている)な機能である、「C」と「AC」のボタンの違いについて理解していきましょう!
「C」と「AC」の違い
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だいたいの電卓では、左下などに「C」や「AC」というボタンがあります。
これを押すと、電卓に表示されている数字が消えて0になり、最初からまた新しい計算を始めることができます。これは誰でも知っていると思います。
それでは、なぜ「C」というボタンと「AC」というボタンに分かれているのでしょうか?
もちろん無駄に2つもボタンを付けることはありません。
違いがあるのです。
「C」は「クリア」という意味で、最後に入力した数値だけを消去する機能です。
例えば、500+1200という計算を電卓でしていた時に、「1200」を間違えて「1220」と入力してしまったとしましょう。
そこで「C」を押すと、間違えた「1220」の部分のみ消去され、500+と入力したところは消去されません。
なので、「C」を押して1220を消した後、すぐに1200と正しい数値を入力して「=」を押せば、「1700」と結果がすぐに出てきます。
最初から計算をし直す必要はありません。
「AC」は「オールクリア」という意味で、それまでの計算過程すべてが消去される機能です。
つまり、500+1200の計算をしていた時に、「AC」のボタンを押してしまうと、何も入力していない初めの状態に戻るため、最初から計算しなおす必要があります。
「CE」というボタンがある電卓の場合は?
ただし、「C」と「AC」というボタンがある電卓はカシオ製の電卓です。
それ以外の電卓は、「C」と「CE」というボタンがあることが多いです。
この場合は、「C」を押すと計算過程がすべて消去され、「CE」を押すと最後に入力した数値だけが消去されます。
カシオ製の電卓にある「C」ボタンとそれ以外の電卓の「C」ボタンは意味が異なるので注意しましょう。
まとめ
「C」と「AC」の違いを知らずに、間違えるたびに最初から計算をしていた人は、電卓をまだまだ活用しきれていません。
電卓は、計算するうえで便利な機能をたくさん持っていますので、ぜひそういったものを活用して使いこなせるようにしていきましょう!
電卓を使いこなせるのとそうでないのとでは、計算のスピードが段違いです。
簿記などの資格試験では時間との勝負にもなるので、是非とも身につけておきたいものですね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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